ご近所の庭にいくつか柿の木があります。

だんだん色づいてくると、秋が来たなぁと感じるのですが、柿には甘柿と渋柿があること、知っていましたか?

 

そんな渋柿か甘い柿なのか見分ける方法はあるのでしょうか?

一体どう違うのでしょうか?

 

ということで今回は、柿と渋柿の違いと見分け方を紹介します。


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甘い柿と渋柿の違いと見分け方は?

柿と渋柿の違い

柿には渋み成分の「タンニン」が含まれています。

甘い柿にも渋柿にも「タンニン」は含まれています。

 

それなのに渋さを感じるのはタンニンには水に溶ける「水溶性タンニン」と、水に溶けない「不溶性タンニン」の差が起因しています。

 

水溶性タンニンの場合は、水(唾液)によって水溶性タンニンが溶けてくると渋い!と感じます。

 

つまり、

  • 甘い柿=不溶性タンニンがあるので口の中で渋み成分が溶けださない
  • 渋い柿=水溶性タンニンがあるので口の中で渋み成分が溶けだす

柿 渋柿 違い
(画像引用元:http://fudoki-nakamichi.sakura.ne.jp

この違いで私たちは渋みを感じるのです。

 

渋柿と甘い柿の見分け方

柿を半分に切り、柿の実の中に黒い点々があるのが不溶性タンニンがある印で甘い柿です。

柿 渋柿 違い
(画像引用元:http://www.ctv.co.jp

ただし、甘い柿の可能性が高いですが、稀に渋柿が混じっていることがあります。

 

柿の形を目安にする以下の方法もあります。

  • 甘い柿=四角い形が多い。見た目にボリュームがある。皮に黒い斑点がある。
  • 渋い柿=先がとがった、筆のような形をしている。黒い斑点がない。

 

他にも木の名前が分かれば、甘い柿か渋柿か見分けることができます。

  • 甘い柿の代表:次郎柿、富有柿、太秋柿、西村早生柿、筆柿など
  • 渋い柿の代表:平核無柿、紀の川柿、甲州百目柿、鶴の子柿、祇園坊柿など

 

しかし、もともとが同じ木なので黒い斑点があっても渋柿のこともあるし、先がとがっていなくても渋柿のこともあります。

 

甘い柿の木でも熟する前に採って食べれば渋みが残っている場合もあるので注意してくださいね。

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甘い柿も渋柿は同じ木?甘い柿の起源は?

甘い柿も渋柿も、もともとは同じ木です。

柿の実が成長して成熟していくときに、たまたま甘くなる柿が出てきたんです。

 

それの違いに気づいた昔の人が、甘い実をつける木を接ぎ木と言う方法で増やしていって、甘い柿の木が作られていったのです。

 

また、甘い柿の歴史は浅く、鎌倉時代に神奈川県川崎市で初めて甘い柿が発見されたと言われています。

甘い柿と渋柿の違い?見分け方は完璧ではない?

もともとが渋柿のため、甘い柿と渋柿を100%見分けるのは難しいです。

スーパーで売っているのなら表示があるので分かりますが、いただき物や庭の柿の木の場合、甘い柿のはずが渋柿が混じっていることも否定できません。

 

黒い斑点が全くない場合は渋柿の可能性大です。

 

一番分かりやすいのは一口かじってみることですが、ちょっとドキドキしますよね。

我が家の子どもも急いで食べて渋柿に当った時は、泣きそうな顔をしていました。

 

渋柿でもお湯に漬けたり、吊るしておくと甘くなるので、捨てずに食べてくださいね。

 

せばな~