ひと晩寝かせたカレーは美味しい、と言いますよね。

翌日のカレーの方が美味しいと言う方もいます。

 

加熱しているから大丈夫、と思われているカレーですが、実はウェルシュ菌は加熱では死なず、その菌が原因で食中毒を起こしてしまう危険性があるのです。

 

ということで今回は、安全にカレーを食べるために、食中毒を起こす原因のウェルシュ菌と、カレーの保存方法や対策を紹介します。


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一晩寝かせたカレーで食中毒と危険?保存方法やウェルシュ菌増える環境とは?

ウェルシュ菌とは?

食中毒を引き起こすウェルシュ菌。

一晩寝かせたカレーで食中毒
(画像引用元:http://www.pill-case.com

体内に入ると小腸で増えて、エンテロトキシンという毒素を出します。

 

腹痛や嘔吐、下痢や発熱を引き起こします。

 

6~18時間の潜伏期間を経て、症状が現れます。

 

2日程で治まりますが、幼児や高齢者は重症化する場合もあります。

 

厄介なのがアルコール消毒にも加熱にも強いという性質です。

 

増殖していても、臭いも見た目も変らないため、危険性に気づきにくいのです。

ウェルシュ菌が好む環境

ウェルシュ菌は野菜や肉、魚など、自然界にウェルシュ菌は溢れています。

 

人の体も含めて、ほとんどの場所にウェルシュ菌は存在しています。

 

ところが、食中毒になるためには、発症するための目安になる菌の数があります。

 

ウェルシュ菌の場合1000万個です。かなりの数ですね。

 

O-157はたった100個、サルモネラ菌は1万~10万個で発症します。

 

そして、加熱に強いウェルシュ菌は、鍋の中で煮込まれている間も存在しています。

一晩寝かせたカレーで食中毒
(画像引用元:http://az416740.vo.msecnd.net

煮込んですぐに食事をする場合は、ウェルシュ菌がまだ増えていないので安心して食べることができます。

 

鍋に残ったカレーをそのまま放置しておくと、徐々に温度が下がってきます。

 

ウェルシュ菌は酸素が嫌いな嫌気性のため、鍋の底の適度に温かい環境で増殖を始めます。

 

10分で2倍に増えるウェルシュ菌は、1時間後には64倍、翌朝の8時間後には281兆倍にも増えてしまいます。

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正しい保存方法

60℃以上の環境ではウェルシュ菌は増えることができません。

 

しかし常に加熱しておくことは無理でので、冷蔵庫に保管すると、寒すぎてウェルシュ菌が活動できないので増殖を防ぐことができます。

 

大きな鍋ごと冷蔵庫に入らない場合は、小分けして冷蔵庫に保管しましょう。

一晩寝かせたカレーで食中毒
(画像引用元:http://siritaina.net

空気を嫌うウェルシュ菌です。小分けされて空気に触れる面積が増えると活動しにくくなります。

冷めるのも早いので、効果的ですね。

 

そして食べる前には再度しっかりと加熱しましょう。

加熱してもウェルシュ菌を死滅させることはできませんが、ウェルシュ菌が作った毒素を無害化することができます。

 

しっかりかき混ぜて、鍋全体が沸騰するくらい加熱しましょう。

 

カレーだけでなく、シチューやスープもウェルシュ菌で食中毒になる危険性があります。

ハンバーグなども可能性があるため、中までしっかりと熱を加えましょう。

正しい保存方法で一晩寝かせたカレーで食中毒と危険が起きないように!

カレーやシチューなどはどうしても多めに作ってしまいます。

 

外出予定の日は前日から煮込んで準備ができる便利なカレー。

手軽に電子レンジでチンしたいところですが、全体にまん便なく火が入るか微妙です。

 

面倒でも食中毒を避けるために、鍋でしっかりと加熱しましょう。

 

私もよく前日から煮込んでいたのですが、この記事を書きながら慌てて冷蔵庫に入れました。

 

今夜食べる時はしっかりと加熱しよう、と思います。

そしてしっかり保存しましょう!

 

せばな~