皆さんイギリスに行った事はありますか?
私はイギリスには行った事がないのですが、行った事がある方は決まって「食べ物が美味しくない」と言うのです。
その理由として、イギリスと日本で食文化に差があるからではないのかな、と最近思うようになりました。
そんなイギリスと日本の食文化の違いの違いは?
ということで今回は、イギリスと日本の食文化の違いを調べてみようと思います。
目次
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イギリスと日本の食文化の違いまとめ!
食べ物のバリエーション
イギリスは普段の食事でもレパートリーが決まっていたり品数が少なかったり、日本の和食のように多種多様な食事を楽しむという感覚が少ないそうです。
(画像引用元:https://i2.wp.com)
日本のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなど、食品を扱っているお店の品数は驚くほどに多いですよね。
月、四半期、季節、1年ごとに新商品が発売されるのも当たり前。
日本人は新し物好きが多く「新商品」と見るとついつい買ってしまいたくなるそうです。
そのため、メーカーは年中新商品の開発に力を入れています。
イギリスはと言えば、確かに大型のスーパーマーケットもあってそれなりに商品数は取り揃えられていますが基本的にはそのラインナップは一定。
新商品ももちろんありますが、その入れ替わりサイクルはせいぜい季節に1度あるかないかなのです。
料理のレシピ本
日本のレシピ本はカラー写真が満載で、1つ1つの料理にカラー写真が添えてあるものがほとんどで、どちらかというと雑誌のような作りです。
対してイギリスのレシピ本はハードカバーで分厚く、写真が載っているのは表紙と中表紙、ページの途中に挿絵として入っていればいいほう。
あとはぎっしり英語が並んだ「本」のようなレシピ本が多いのです。
外食
外食は日本のように従業員がサービス残業をしない、税金が高い、材料費が高いなどの理由はあるようですが、イギリスは外食は高い、高いから特別という意識が強いそうです。
日本ではファストフードやファミリーレストランなどで1000円ほど出せばお腹いっぱいに食べることができるレストランがたくさんあります。
マクドナルドでハンバーガーが1個100円で買えた世代の人から見たら、今時のファストフードは大分値上がりしていると思われるでしょう。
イギリスでは、ランチでも1000円以下で食事ができるところはありません。
マクドナルドですらハンバーガーは1個300円ほどなのです。
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味付け
日本は味付けが既に付けられてそのまま食べますが、イギリスは自分の好みでかけていただくのが一般的です。
日本では出汁の味を元に、醤油や味噌などの調味料で味付けをした料理を配膳して、そのままいただきます。
お刺身やサラダなど食べる時に調味料をつけたりかけたりする食事もありますが、基本的には料理の段階で味付けをしています。
イギリスでは料理は基本的にはごく薄味でテーブルに並びます。
そこに塩・胡椒・ソースなどを自分の好みでかけていただくのが一般的です。
それを知らない日本人が、イギリスに旅行に行ってレストランで食事をした時に味があまりしない、と感じることも多いようですよ。
ランチで酒飲める
イギリスでは日本と違って平日のランチタイムにパブに行くと、ビールを飲みながらランチを食べているサラリーマンがたくさんいます。
イギリスではビールは「水」に近い感覚で、ランチタイムに飲むのも当たり前。
こっそりランチビールを飲んで職場に戻ったら大ひんしゅくを買うような日本のサラリーマンから見たら羨ましい限りですね。
アフタヌーンティーでお腹いっぱい
イギリスの「アフタヌーンティー」はサンドイッチ、ペストリー、スコーンの3段のスタンドで出されるティーフーズはそれだけでランチになってしまうような豪華です。
(画像引用元:https://www.jalan.net)
このティーフーズを用いたアフタヌーンティー、イギリスではごく当たり前の習慣で15時~18時くらいの間にしっかりとティータイムを取るのがイギリス流です。
日本にも15時のおやつという習慣はありますが、さすがにここまでは食べられませんよね。
イギリスと日本の食文化の違いが色々!
明治の頃の日本ではイギリスも手本として様々な文化を取り入れてきました。
でもやはりアメリカの力が強いせいか、イギリスとの文化は大分差があるような気がします。
今回ご紹介した以外にも色々な食文化の違いがたくさんありそうなので、また引き続き調べてみたいと思いました。
せばな~