夏、お祭りに行くと必ず食べたくなるのがかき氷。
今年のお祭りで子供達がかき氷を買うのに味を迷っているとお店の人が一言「本当はどれも同じ味なんだよ」と言ったのです!
本当にかき氷のシロップは同じ味なのでしょうか?
ということで今回は、かき氷のシロップが実は同じ味だという真相を調べてみたいと思います。
目次
かき氷シロップは同じ味?一緒なのに違いが出る理由は?
かき氷のシロップの原料
一般的にお祭りやイベント、公園などに出ている出店や一般家庭用にスーパーなどで販売されている「いちご」「メロン」「レモン」などのシロップはパッケージを良く見るとそのほとんどが「無果汁」と記載されています。
原料を見てみると、メーカーによって違いはあるものの「砂糖混合ブドウ糖果糖液糖、酸味料、香料、着色料、保存料」です。
味によって着色料に使用されているものは違いますが、それ以外にはどの味もほとんど同じ…
おじさんが言っていた事は本当なのかもしれません。
かき氷シロップの味の違いって?
でも、やっぱりイチゴのかき氷はいちごの味がするし、メロンのかき氷はメロンの味がしますよね。
この味の違いは、香料と着色料にあります。
実は人の味覚のほとんどは嗅覚を頼りにしていると言われています。
そのため、いちごの香料が含まれているシロップはいちご味に、メロンの香料が含まれているシロップはメロン味に、と感じるんだそうです。
また、いちごなら赤かピンク、メロンなら緑、レモンは黄色と言った色の思い込みも、脳に幻覚を引き起こします。
ブルーハワイは?
ブルーハワイシロップも、いちご等と同様に香料と着色料だけで脳に幻覚を起こしているシロップです。
(画像引用元:http://cache.cart-imgs.fc2.com)
そもそも「ブルーハワイ」とは、ブルーキュラソーを使ったカクテルのことで、子供はもちろん、大人でも飲んだ事がない方も多いと思います。
それでも「ブルーハワイ味のかき氷はブルーハワイの味がする」と思うのには、人間の想像力が関係してきます。
確かに「ブルーハワイ」という名前と、普段の食物には見られない「青」と、ちょっとフルーティな香りによって、トロピカルフルーツのようなフルーティさや紺碧の海の爽やかさを思い描いてしまいます。
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幻覚ではない味もある?
実はコーヒー、宇治抹茶、ミルクなどのシロップには、実際のコーヒーや抹茶などのエキスが使用されている事が多いです。
自然食品のお店などでは、少し値段が高くなったり保存性が悪くなったりしますが無香料・無着色のシロップも販売されています。
(画像引用元:https://stat.ameba.jp)
また、最近ブームになっているかき氷専門店や甘味屋さんなどでは、シロップも手作りで趣向をこらしている所が多いようです。
かき氷シロップは同じ味で一緒なのに違いが出る理由は幻覚?原料をチェック!
鼻が詰まっている時に食べ物が美味しく感じないのも、食べ物の香りが感じにくいからだそうです。
食品業界には人間の脳を上手く使った巧妙なトリック(?)が他にもたくさんあるそうです。
色々調べてみたくなってしまいますね。
みなさんもかき氷のトリックに引っかかって、夏の食べ物を味わいましょう!
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せばな~