オリンピックを前に数多くの外国の方が観光や仕事などで日本に来ています。
一緒にお食事をしたり、レストランなどで隣に並んだりする事も多くなりましたが、その食文化の違いに驚く事も多いです。
そんな食文化の中で、カナダと日本の食文化の違いは何なのでしょうか?
ということで今回は、日本とカナダの食文化の違いを紹介したいと思います。
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カナダの食文化の特徴と日本との違いは?
多様性
日本と言えば古くから「和食」一辺倒ですが、カナダは移民文化のため様々な国や宗教に関連した料理が混ざり合った多様性に富んでいる国です。
(画像引用元:http://ryugaku.utd.co.jp)
イギリス・フランスをはじめとしたヨーロッパやロシア圏からの移民が多いので肉食の人が多いのは事実です。
しかし、スーパーやレストランでもベジタリアン専用のメニューが常備されていたり、特定のお肉を避けたメニューがあったりするのはやはり移民大国ならです。
また、北は北極海、西にアラスカ湾と太平洋、東に大西洋を讃えるカナダはサーモンの消費量が多い国で、ボタン海老やムール貝など、魚介類の宝庫でもあります。
果物
日本では甘味が強く糖度が高い果物が好まれますが、カナダの人たちは酸味が効いている果物が一般的。
(画像引用元:http://hankyu-tabiselection.com)
いちごもりんごも桃(プラム)も酸味が強い品種が多く栽培されていて、日本のように品種改良や肥料を加えて甘い果物を作り出す事はありません。
特にカナダの人たちはベリー類が大好きで、ラズベリーやカランツなど様々な種類のベリーを食べます。
そして、日本で購入するドライ・冷凍のもののほとんどのラズベリーがカナダ産とも言える、ラズベリー大国なんだそうです。
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メープルシロップの使い方
カナダではソーセージやベーコン、スクランブルエッグなどにもメープルシロップをかけて食べるそうです。
(画像引用元:https://pbs.twimg.com)
日本ではパンケーキなどにかけて食べるのが一般的なメープルシロップ。
甘味の強い果物は苦手なカナダの人々ですが、メープルシロップの甘味は別物なのです。
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食事内容
日本の食事は小鉢や椀など、小さな料理をたくさんの種類食べる事が多いです。
対してカナダでは、1品1品が豪快で、大きなステーキに、付け合わせのフライドポテト、大皿のサラダとパンという欧米の食卓が多いようです。
(画像引用元:https://www.ab-road.net)
しかし、カナダはステーキのお肉もポテトのジャガイモも、サラダの野菜もパンの小麦粉をはじめとした原材料もほぼ全てがカナダ産の食品です。
新鮮な食材を使ったお料理は、みずみずしくて美味しいのでカナダ料理やその環境にハマって移住する日本人も増えているそうです。
オーガニック
カナダはオーガニック先進国。
普通のスーパーマーケットにもオーガニック野菜やオーガニック食品を原料として使用している加工食品がたくさん並びます。
(画像引用元:https://www.canada.jp)
ファーマーズマーケット(公設市場)でも、生産者から鮮度のいい食材を直接買う事ができることで大人気です。
日本ではやはり輸入食材に頼る他ないので、国産のオーガニック食材はまだまだ手に入りにくいですね。
カナダの食文化の特徴と日本との違いを知って食べてみる?
食料自給率250%で、食事の90%以上がカナダ産の食品で賄われるカナダ料理。
新鮮な食材で料理すれば豪快な1品料理も美味しいこと間違いなし!
日本との食文化の違いもあまり大きな物はなさそうなので、日本人が好むのもわかる気がします。
みなさんも、カナダ料理を食べに行ってみませんか?
せばな~