子どもが大好きなカレー。家でも食べる機会は多いですよね。
外でもメニューが決まらない時は、なんとなくカレーを食べる人も多いと思います。
しかしカレーを食べた後で、なんだかお腹が緩くなったような?と感じたことありませんか?
カレーで下痢になるとしたら、その原因は何でしょうか?
ということで今回は、カレーで下痢になる原因と対策を紹介します。
目次
スポンサーリンク
カレーで下痢・腹痛になる原因と対策は?
カレーで下痢になる原因
スパイス
(画像引用元:http://rhinoos.xyz)
辛み成分として一番に浮かぶのが、「カプサイシン」で唐辛子の辛み成分ですね。
このカプサイシンが体内に入ると、交感神経が活発に動きます。
腸の活動が活発になるので、便がいつもより早くに肛門へ運ばれます。
いつもなら大腸で水分を吸収してから便となるのに、カプサイシンの働きで水分が多いまま肛門に届いてしまい、お腹が痛くなって、下痢状態になるのです。
食中毒
翌日のカレーは美味しい、とよく言いますよね。
確かにひと晩寝かしたカレーは素材の旨味が混じりあって美味しく感じます。
ところが鍋で一晩寝かせたカレーの中には、食中毒を引き起こす危険な菌「ウェルシュ菌」が増殖しています。
(画像引用元:http://www.pref.yamaguchi.lg.jp)
野菜や肉などに付着しているウェルシュ菌が、煮込んだ鍋が冷える課程で大増殖。
翌日のカレーを食べて、数時間後に下痢になる場合は、このウェルシュ菌が原因の可能性が高いです。
カレーで下痢にならない対策
原因がスパイス、カプサイシンの場合
原因がスパイス、カプサイシンによって下痢になる人は、辛すぎるカレーを食べるのは止めましょう。
徐々に慣れていく方法もありますが、量を間違えるとやはり下痢になります。
自分で作る場合は、徐々に量を増やしていくといいですね。
スポンサーリンク
原因が食中毒の場合
菌が活動しやすい温度(30~50℃)を避ける必要があります。
カレーを炊いて残った場合は、平べったいタッパーに入れて、冷蔵庫で保管しましょう。
(画像引用元:http://media-groove.com)
再度食べる時は、内部までしっかりと温めるようにしましょう。
少量のウェルシュ菌では下痢にはなりません。
菌を増やさないことが重要です。
カレーで下痢・腹痛になる原因から対策して安心して食べよう!
辛いカレーを食べると、おなかが熱くなりますよね。
カプサイシンが胃や腸を刺激しているから熱くなり、そして下痢になるのです。
我が家も二日目のカレーは美味しいと喜んで食べていましたが、ウェルシュ菌が潜んでいたとは驚きです。
そう言えば主人はよくトイレに行っていたような気がします。
カレーには煮込んだ野菜が入っていますが、一緒に生野菜を食べましょう。
消化酵素が腸を労わってくれますよ。
そういえばお気に入りのカレー屋さんでは、キャベツのピクルスがサービスで出ていたなぁ。
みなさんも、美味しいカレーで下痢にならないようにしっかり対策しましょう
せばな~