もうすぐ子どもの日がやってきますね。子どもの日と言えば柏餅や粽が楽しみです。
柏餅が大好きなのですが、この柏餅の葉って食べませんよね?
どうして食べないの?柏餅の葉は食べられないのでしょうか?
ということで今回は、柏餅の葉は食べられるのか調査したいと思います。
柏餅の葉は食べられる?葉の効果は?
柏餅の葉は食べられる?
柏の木から採れる葉っぱですが、柏餅を作るときにはさっと洗って餅と一緒に蒸します。
食べ物に直接触れるので、清潔に扱われています。
そのため、柏餅の葉は食べること事態は問題ありません。
(画像引用元:https://pds.exblog.jp)
食べて害のある物ではありませんが、見た目から想像できるように柏の葉は固く筋もあります。
餅と一緒に食べると固い葉が邪魔をしてモサモサする気がします。
食べようとすれば食べられますが、あえて食べる人は少ないようです。
昔は旧暦で祝われていた子どもの日ですが、今は新暦で祝うので去年に採って保存した柏の葉を使っています。
1年間保存するために、にがりに漬け込んだり、海外から輸入された柏の葉を使うこともあります。
餅を直接乗せるので衛生的には問題ないと思いますが、ちょっと食べる気にはなりにくいですね。
スポンサーリンク
なぜ柏の葉で包むの?
柏の葉には、オイゲノールという殺菌作用があります。
暑さが増してくるこの季節、食べ物を保存する働きがあります。
昔の人はオイゲノールの成分はわからなくても、経験的に柏の葉には殺菌作用があると知っていたのですね。
さらに柔らかいお餅を柏の葉で包むことによって、乾燥から防ぐ効果もあります。柏の葉で包んでいると持ち運びにも便利ですし、食べる時に手も汚れませんね。
今でいう包装紙のような役割も持っていたのです。
ちなみに柏の木は次の新芽が出てから葉が落ちるので、子孫が絶えない、と縁起を担ぐ意味もあります。
柏餅の葉をそっとめくって口に運ぶと、ほんのりといいい香りがします。
これは蒸したときに、柏の葉の香りが餅に移っているからです。
柏の葉を食べるよりも、ほのかな移り香を楽しみながら餅を食べるといいですね。
柏餅の葉は食べる!食べられるけど食べる人は少ない!
柏餅の葉、食べる事を目的としているよりも、移り香や保存などを目的として使われているので、食べる人はとても少ないようです。
気になるようなら一口食べてみましょう。
私もとりあえず一口食べてみましたが、葉は一緒に食べない方が断然美味しいです。
柏の葉が売られていたら、自宅で柏餅を作ってみるのもいいですね。
その時あなたは柏餅の葉、食べますか?
せばな~