皆さん、くず餅を作った事がありますか?
私は祖父が好きだったので、昔から祖母が良く作ってくれて食べていました。
この間我が家でも作ってみようと挑戦してみたのですが…見事惨敗!!
ということで今回は、祖母が作ってくれたようなプリプリでなめらかなくず餅を作る方法を調べてみたいと思います。
目次
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くず餅が失敗で白く透明にならない?固くなる・ざらつく理由は?
くず餅の基本の作り方
世の中、特にネットには様々な作り方が氾濫しているのですが、ここでは基本のくず粉を使ったくず餅の作り方をご紹介します。
(画像引用元:https://stat.ameba.jp)
本くず粉50gに対して砂糖大さじ2、塩ひとつまみ、水200ccを加えて良く混ぜます。
混ぜながら中火で加熱して、沸騰したら弱火にして透明になってきたら更に2~3分。
金型に流し込み、冷やし固めていただきます。
関東では船橋屋さんのくず餅が有名で白っぽい印象を持っている方が多いと思いますが、船橋屋さんのくず餅は発酵小麦が原料の久寿餅です。
(画像引用元:http://www.funabashiya.co.jp)
本くず粉だけで作ったくず餅は半透明でわらび餅に近い食感です。
失敗の理由
くず粉の塊が残っている
くず粉に材料を加えて混ぜますが、この時にくず粉の塊が残っていると食感にざらつきができてしまいます。
(画像引用元:https://cdn-ak.f.st-hatena.com)
水と合わせてすぐに混ぜるより、しばらく置いてから混ぜると水と馴染んで混ざりやすくなるそうです。
(画像引用元:http://ws-plan.com)
良く混ぜて、火にかける前にザルなどを使って漉すとなめらかな食感に仕上がります。
加熱が足りない
沸騰後だんだん透明になってスライムのような塊になるのですが、この後の加熱が足りないとざらつきの原因になります。
(画像引用元:http://ws-plan.com)
火を弱めて焦がさないように混ぜながら、しっかり加熱する事が大切です。
透明になってきてから2~3分が目安です。
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混ぜ方が雑
加熱しながら混ぜる時に、泡立て器などを使って腕が痛くなるくらいにガシャガシャと混ぜていましたが、これも失敗の理由です。
(画像引用元:https://jp.rakuten-static.com)
くず餅は「混ぜる」のではなく「練り」ながら加熱します。
木べらなどを使って、焦げないようにそっと鍋底から返すように混ぜましょう。
もしダマができてきたら1度火から外して練る事でダマがなくなるそうです。
冷蔵庫は厳禁
冷ます時に、ゼリーなどのようについ冷蔵庫に入れてしまいたくなります。
(画像引用元:http://nakasyun.com)
ところが、くず餅を冷蔵庫に入れてしまうと白く濁って固くなってしまいます。
早く冷ましたい時や冷たくして食べたい時は、型のまま氷水に浸して冷やすと良いそうです。
冷蔵庫がダメで、氷水なら大丈夫なのは不思議ですが、その理由は見つけられませんでした。
くず餅で白く透明にならない・固くなる・ざらついて失敗しないように美味しく作ろう!
祖母はサラサラ?っと作っていた記憶なのですが、やっぱり奥が深いですね。
祖母のようなプリプリくず餅を作れるように、私も修行を積みたいと思います!
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せばな~