今年は節分に恵方巻きを作ってみました。
ところが、海苔が全然噛みきれず結果的には本来の恵方巻きの食べ方である「喋らずに一気に食べきる」を達成できたものの家族には大不評。
巻寿司の海苔が噛み切れないのは何が問題なのでしょうか?
ということで今回は、巻寿司が噛み切れない理由と対策方法を調べてみたのでご紹介します。
目次
巻寿司の海苔が噛み切れない!噛み切りやすくする方法
生海苔の場合
昔ながらの「海苔」のお店で購入したものや、海に近い地域で手作りをしている場合は焼かずに「生海苔」の状態のことがあります。
この「生海苔」は使う場合は、直前に炙るという工程が必須です。
(画像引用元:https://news.walkerplus.com)
炙っていないと海苔がパリッとしないので噛み切れなくなります。
この場合は使う直前に炙ることで海苔がパリッとして噛み切りやすくなります。
老化した海苔が使われている海苔
摘み取り回数が多くなって老化した海苔が原料に使われていると噛み切りにくくなります。
反対に若い海苔程パリッと軽い傾向にあり、特に初摘みの海苔は高級寿司店などにも重用されます。
海苔を購入する時はちょっと値が張りますが「初摘み」の海苔を選ぶと噛み切りやすいという傾向があるようです。
湿気ている
保存状態が悪かったり、開封してから時間が経っていたり、湿気を含んだ海苔は噛み切りにくくなります。
(画像引用元:https://www.oishii-memo.net)
海苔はできれば食べる直前に焼くと良いですが、なかなが自宅で焼き海苔を焼くのは難しいので「焼き海苔」として販売されているものを使いますよね。
開封した海苔を保存したい時は冷凍保存がおすすめです。元のパックの封をして、冷凍保存バッグに入れて冷凍庫で保存します。
できるだけ空気は抜き、使う時は常温に戻してから封を開けるようにします。
また、新しく開けた海苔でも、ご飯を乗せてすぐだとご飯の湿気を吸って噛み切りにくくなってしまいます。
面倒をしてご飯が冷め切っていない状態で巻いても同じです。
巻寿司を作ったら濡れ布巾などに包んで1時間ほど休ませてから食べると噛み切りやすくなるそうです。
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それでも海苔が噛み切れない場合は?
一般的に海苔は価格のピンからキリまでの幅が広い食材です。
しかし、値段が高いからと言って噛みやすいという訳でもありません。
高い海苔は海苔の密度が高い分、噛み切るのが大変ということもあるようです。
密度の高い海苔の場合や、お子さんが食べる場合などはどんなに対策をしても噛み切れないことに変わりはありません。
そんな時は噛み切りやすい海苔にする裏技を使いましょう!
最近では専用のキッチングッズも販売されていますが、自宅にある道具を使うだけでも十分です。
穴を開けて噛み切りやすくするするのにフォークを使うのが手軽ですが、何度も刺すのが面倒なため「おろし金」を使うのが良いです。
おろし金の凸凹が付いている方を上にして置き、その上に海苔を乗せてキッチンペーパーで押さえて穴を開けます。
ちょうどいいおろし金がない場合などはキッチンペーパーの上に海苔を乗せ、サランラップの切り口の金具を押し当てるとプツプツと穴があきます。
(画像引用元:http://www.1049.cc)
巻寿司の海苔が噛み切れない解消!噛み切りやすくして食べやすく!
私は使った海苔がスーパーで安売りしていた海苔だったからだと思っていました。
でも、ただ安かったからというだけではなかったようでちょっと安心しました。
早速この間の恵方巻きの海苔の残りで巻寿司リベンジしてみたいと思います!
みなさんも、噛み切りやすくして食べやすくおいしい巻きずしを作ってみませんか?
せばな~