体の健康は腸内環境が大切。
腸内環境がいいと、自己免疫力がアップして、風邪などの病気になりにくい。
腸内環境が大切とはよく聞きますよね。
善玉菌を増やすためには乳酸菌を摂ろう!ビフィズス菌を摂ろう!とよく聞きますが、乳酸菌とビフィズス菌ってどう違うのでしょうか?
ということで今回は、乳酸菌とビフィズス菌の違いを紹介します。
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乳酸菌とビフィズス菌の違いは?
乳酸菌とは
(画像引用元:http://alpine-norte.com)
乳酸菌は腸内で糖質を分解して、乳酸を作ります。
糖質100に対して乳酸を50以上作り出します。
乳酸菌はヒトの体のあちこちに存在していますが、人の腸内では、1億~1000億もの乳酸菌が住み着いています。
ビフィズス菌が活動しやすい環境を作る役割をはたしています。
酸素があっても生息できるので、牛乳や漬物の中にも存在し、自然界に広く存在する菌です。
ビフィズス菌とは
(画像引用元:http://img03.ti-da.net)
ビフィズス菌は大腸内で糖質を分解して、乳酸と酢酸を作ります。
糖質100に対して乳酸は50以下しか作り出さず、同時に酢酸を作り出します。
ヒトの腸内には、1兆~10兆ものビフィズス菌が住み着いていますが、酸素があると生きていけない性質のため、腸の中でしか生きられないのがビフィズス菌です。
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腸内環境にいいのは?
このようにビフィズス菌は乳酸を作る、ビフィズス菌は乳酸と酢酸を作ると違いがあります。
(画像引用元:http://www.thepuritans2013.com)
ちょっと違いが分かったところで、腸内環境を整えるためには、乳酸菌とビフィズス菌のどちらがよりいいのでしょうか?
実は大腸の中の善玉菌は、乳酸菌:ビフィズス菌=0.1%:99.9%と圧倒的にビフィズス菌が多いのです。
ビフィズス菌が糖を分解する時に作りだす酢酸がとても殺菌力が高く、悪玉菌を退治してくれます。
悪玉菌はアルカリ性を好むので、酢酸が作りだす酸性の腸内には住みにくくなるのです。
しかし年齢と共にビフィズス菌は減っていくので、常に補充する必要があります。
(画像引用元:https://net.pola.co.jp)
そのためには生きたまま腸まで届くビフィズス菌入りの飲料やヨーグルトが効果的ですよ。
乳酸菌との違いは?ビフィズス菌の方が免疫力アップに役立つ!
乳酸菌もビフィズス菌も腸内環境を整えるためには必要です。
ですが生きたまま腸まで届くビフィズス菌の方が、より免疫力アップに役立ちます。
乳酸菌飲料やヨーグルトを見ていても、ビフィズス菌配合、生きたまま腸まで届く、など詳しくかかれています。
我が家はインフルエンザ予防に積極的に摂っていますが、年中食べて健康に過ごしたいですね。
せばな~