古くから体に害を及ぼすため一緒に食べてはいけないと言われているおこわとフグ。
なぜおこわとフグを一緒に食べてはいけないと、食べ合わせが悪いのでしょうか?
ということで今回は、おこわとフグを一緒に食べてはいけない理由を調べてみたのでご紹介します。
おこわとフグの食べ合わせが悪い理由は?
おこわもフグはとても高級な食材もため、昔は「質素堅実」という言葉にもある通り、質素に生活するのが良とされていましたので高級食材同士を一緒に食べてはいけない、という贅沢への戒めの意味のようです。
(画像引用元:http://livedoor.blogimg.jp)
ただし、おこわもフグも美味しくてつい食べ過ぎてしまうといった点ではカロリーやコレステロールの過剰摂取で体調を崩す原因に繋がるかもしれません。
現代ならフグも比較的手に入り安く、おこわも一般的に食べられるようになりました。
また、安全に調理されたフグでもごく微量のテトロドトキシンが残存していることもあり、大量にフグを食べた事が原因とされる中毒例もあるようです。
例え一緒に食べても何の問題もありませんが、食べ過ぎには注意が必要です。
おこわとは
(画像引用元:https://www.yonehachi.co.jp)
おこわはもち米を蒸したご飯のことです。
もちもちした食感としっかり味の着いたもち米はいくらでも食べられそうてすよね。
でもおこわとフグの食べ合わせが悪いという合食禁が作られた時代のおこわは現代でいう「赤飯」のこと。
当時はもち米は貴重品で高級な食事として、一部の特権階級の人や正月・慶事などにだけ食べられる食事でした。
スポンサーリンク
フグとは
(画像引用元:http://ichinomata.co.jp)
フグ科の魚で、一般的に食用とされるのはトラフグやマフグです。
日本では一般的に高級料理の1つとして位置づけられています。
テトロドトキシンという猛毒を持っており、食用可能な部位がフグの種類や漁穫場所によって違うため調理には専門の資格が必要です。
しかし、2000年程前の遺跡からもフグの骨が見つかったといい、古くから「フグは食いたし命は惜しい」といい中毒を覚悟で食べる人も後を絶たないそうです。
おこわとフグの食べ合わせが悪い理由は高級だから?
確かに、おこわもフグもカロリーが高そうなので一緒に食べたら日頃のダイエットが台無しになってしまいそう…
でも食べ過ぎなければ一緒に食べても体に害があるわけではないということがわかったのでこれからは気兼ねなく食べることができそうです。
せばな~