洋風の煮込み料理には欠かせないローレル。
でも、お店に行くと同じような葉っぱなのに「ローリエ」「ローレル」と名前が違うものが並んでいる事が!
一体どれを買ったらいいのでしょう?
これから迷わなくていいように、ローリエとローレルの違い、間違いやすい「ベイリーフ」についても調べてみたのでご紹介します。
目次
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「ローリエ」「ローレル」「ベイリーフ」との違いは?
ローリエとローレルの原料
実は、ローリエもローレルも原材料は「月桂樹」の葉を乾燥させたものです。
(画像引用元:http://kono.my.coocan.jp)
月桂樹はクスノキ科の常緑樹で葉の芳香性が高く、古代から料理や香料として用いられて来ました。
甘くスッキリとした清涼感のある香りが特徴で、お肉の臭みを消したり食欲を増進させる精油成分が含まれています。
ギリシャやローマ時代には神聖な木として重用され、葉のついた若枝を編んだ「月桂冠」はオリンピックなどでもお馴染みですね。
(画像引用元:http://blog-imgs-29.fc2.com)
ローリエとローレルの名前の違いは何?
同じ乾燥させた月桂樹の葉、フランス語では「ローリエ」と発音し、英語やスペイン語では「ローレル」と発音します。
つまり、ローリエとローレルの違いは言語の違いから発生したという事です。
でも、どうしてスーパーなどで売っているものは統一されないのでしょう?
日本でスパイスを扱う大手企業のハウス食品は「ローリエ」、SB食品は「ローレル」と表記しているので、大きいスーパーに両方が並ぶ事があるんですね。
(画像引用元:http://happystyle.com)
最近ではあえてローリエやローレルとせず、日本語で「月桂樹の葉」と表記されている商品もありますね。
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間違いやすいベイリーフ
月桂樹の木の事を英語では「ベイリーフ」と言います。
(画像引用元:http://spiceluck.jp)
そして、スパイスを多く取り扱っているお店にはベイリーフというスパイス(ホールは乾燥した葉っぱ)も販売されています。
英語ができる方は更に混在して紛らわしいでしょうね。
でも、スパイス売り場に売っている「ベイリーフ」は月桂樹ではなく「カシア」の葉を乾燥させたもの。
香りはシナモンに似ていて、クミンと相性がいいのでインド料理に多用されます。
ベイリーフを月桂樹の葉の代わりに使ってしまうと、風味がかなり変わります。
ローリエとローレルと月桂樹はどれでもいいけど、ベイリーフは別物、としっかり覚えておきましょう。
「ローリエ」「ローレル」は一緒で「ベイリーフ」が違います!
ビーフシチュー、ミートソース、ポトフ、ピクルスなど…
月桂樹の香りで爽やかになるお料理は数知れず。
実は以前私は「ローリエ」も「ローレル」も両方買っていました。
でも、同じものだという事がわかって、これからはスパイスラックをスッキリさせられそうです(笑)
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せばな~