日本の春といえば桜、そしてやっぱり花より団子で甘いものが食べたくなります。

 

最近では桜風味のお菓子は和洋問わず様々ありますが、桜にちなんだお菓子といえば古くから桜餅が有名ですよね。

 

知人とそんな話をしていたら「桜餅といえば道明寺桜餅でしょ!」と言われたのですが、皆さんの認識はどうですか?

そういえば、桜餅と道明寺桜餅の違いがよくわからないのでどんな違いがあるのでしょうか?

 

ということで今回は、桜餅と道明寺桜餅の違いを紹介したいと思います。


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桜餅と道明寺桜餅の違いは?関東と関西の違いは?

桜餅とは

桜餅とは、桜にちなんだ和菓子の一つで桜の葉で餅菓子を包んだものの総称です。

桜餅 道明寺桜餅 違い
(画像引用元:https://images.metropolitana.tokyo

 

雛菓子として、ひな祭りの時に食べられることが多く、歌を読まれる方には春の季語としても馴染みが深いですよね。

 

桜餅・道明寺桜餅の他にも長八桜餅、ひとひら桜餅、みどりの桜餅など、地域や作り方によって様々な呼び方があります。

 

その中でも、大きく分けると「関東風の桜餅」と「道明寺桜餅(関西風の桜餅)」に分けることができます。

関東風の桜餅とは?

関東で桜餅というと、餅というより薄いホットケーキのような皮にあんこがくるまっている姿を想像する人が多いと思います。

桜餅 道明寺桜餅 違い
(画像引用元:https://tguchi.s3.amazonaws.com

 

関東風桜餅の起源は江戸時代、向島の長命寺というお寺の前にあったお店が隅田川の桜の落ち葉を塩漬けにしたもので作ったのが始まりとされています。

 

このため、「長命寺の桜餅」は江戸時代に書かれた文献や絵画にも描かれるほどの人気でした。

 

そして長命寺の桜餅は東北地方、甲信越地方、北陸地方などに広がっていきました。

 

このことからも関東以外の地域ではこの形態の桜餅のことを「長命寺」と呼ぶこともあるようです。

 

お店によって作り方は多少差がありますが、小麦粉に上新粉などを混ぜ込んだ生地をさっと焼き、こしあんを包んで塩抜きした桜の葉の塩漬けで包みます。

 

皮をピンク色に色付ける方法と、本来の粉の白色のままで作る方法があります。

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道明寺桜餅とは

道明寺桜餅は名古屋以西で作られることが多い桜餅の製法です。

桜餅 道明寺桜餅 違い
(画像引用元:https://tguchi.s3.amazonaws.com

 

餅には道明寺粉を使っていることから「道明寺桜餅」と言われますが、関西では単純に「桜餅」と言っても道明寺桜餅を指します。

 

道明寺粉はもち米を水に漬け込んで蒸しあげ、天日干しして乾いたものを石臼などで挽いて砕いたものです。

餅にする場合は再度蒸し上げ、砂糖水を吸わせます。

 

道明寺桜餅の起源も江戸時代で、江戸で長命寺が流行しているという情報が伝わり、大阪のお寺、道明寺の近くで生まれたのが始まりと言われています。

 

桜の葉の塩漬けで餅を巻くのは同じですが、椿の葉で包む「椿餅」も有名です。

北海道や東北地方、西日本地方で一般的です。

桜餅と道明寺桜餅の違いは製法?関東と関西の違いは形状!

桜餅は地方によって呼び方や形状が違うんですね。

 

私は関東の人間ですが、どちらの桜餅も美味しくて大好きです。

 

今度は関東風の桜餅と道明寺桜餅の食べ比べも面白いかな、なんて思ってしまいました。

 

せばな~