そば屋に行くとよくざるそばを食べます。

ざるに盛られたそばをツルツルっと食べると美味しいですよね。

 

しかし料理教室では、「今日はもりそばを作りましょう」と言われて作ったのが、どうも「ざるそば」?

ざるがなくて皿に盛ったから「もりそば」なのでしょうか?

 

さらに冬には、せいろに入った温かいざるそばもありますよね。

 

これらのそばに違いはあるのでしょうか?

 

ということで今回は、「ざるそば」「もりそば」「せいろそば」の違いを紹介したいと思います。


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「ざるそば」「もりそば」「せいろそば」の違いは?

「もりそば」が一番古い

そばの歴史を調べていると、古くから食べられていたのはぶっかけ蕎麦でした。

ざるそば もりそば 違い
(画像引用元:http://da-yasu.c.blog.so-net.ne.jp

そばを茹でて汁をかけて食べる、ぶっかけ蕎麦が古くからありました。

 

それに対して茹でたそばを皿に盛って、汁をつけて食べる方法が出てきます。

 

そして、ぶっかけに対して盛るので、「もりそば」と言うようになりました。

「ざるそば」と「せいろそば」の違い

ざるもせいろも、そばを入れる容器で、容器が違うだけでどちらも同じ料理のようです。

ざるそば せいろ 違い
(画像引用元:https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp

竹を編んだざるにそばを乗せたのは、江戸郊外の深川にあった伊勢屋だと言われています。

 

今まで皿に盛られていたそばがざるに乗ったことで評判になり、マネをする店が増えていきました。

 

もりそばに比べて高級な蕎麦、というイメージを持たせるために、ざるそば専用の出汁も作られるようになりました。

 

今の様に刻んだ海苔を乗せるのは、明治時代になってからと言われています。

 

そして、せいろも竹を編んで作られています。

 

これには天保年間の、そば屋の値上げが申請されなかったことが関係しています。

 

値上げが出来ずに利益を出すために、蕎麦屋は上げ底が許されたので、今のような上げ底のせいろにして、量を減らしたそばを盛ることにしました。

 

ちなみに、お客さんは上げ底のせいろに乗ったそばを見ても気づかなかったそうですよ。

 

このように器が変わっただけで、ざるそばとせいろそばは同じものです。

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「もりそば」と「ざるそば」の違い

現在では、刻みのりが乗っているのが「ざるそば」、乗っていないのが「もりそば」とされています。

ざるそば もりそば 違い
(画像引用元:http://www.chigai.org

蕎麦本来の味を楽しむのなら、海苔の乗っていないもりそばがおススメ。

 

しかし店によっては区別せずに、「もり」だけ、「ざる」だけ書かれていることもあります。

気になる時は店員さんに質問しましょう。

「ざるそば」「もりそば」「せいろそば」の違いを知って蕎麦を楽しもう!

そば粉には、ビタミンB1などの栄養素がたくさん詰まっています。

 

体を冷やす効果があるので、夏にツルツルっと食べるとさっぱりします。

 

そばを茹でたそば湯にも栄養が溶け込んでいるので、そばを食べた後はそば湯をもらって出汁で割って飲みましょう。

 

体を温めると同時に、栄養を補給することができます。

 

温かいそばも食べたいけれど、そば湯も捨てがたい。

そば屋のメニューをチェックして、もりそばとざるそばを比較してみたいなぁ。

 

みなさんも、「ざるそば」「もりそば」「せいろそば」の違いを知って食べてみましょう!

 

せばな~