関西と言えば、粉もの文化で、大阪と言えばたこ焼き。
しかし神戸には明石焼きがあります。
どちらも粉もので丸いとよく似た見た目ですが、たこ焼きと明石焼きにはどんな違いがあるのでしょうか?
ということで今回は、たこ焼きと明石焼きの違いについて紹介します。
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たこ焼きと明石焼きの違いは?
たこ焼きとは
(画像引用元:https://www.rino-iroiro.top)
【粉】
小麦粉を使います。
【具】
たこ焼きというからにはたこは欠かせません。
その他にネギやかつお粉、紅ショウガや天かすなどを入れて味わいがあります。
【柔らかさと形】
小麦粉を使うたこ焼きは、丸い形でしっかりと焼きあがります。
爪楊枝でつまんで口に入れることができます。
【食べ方】
焼きあがったたこ焼きに、ソースやマヨネーズをかけます。
青のりや粉末のかつお節をかける人もいます。
舟と呼ばれる器に入れたり、皿に載せて、爪楊枝を刺して提供されます。
大阪には1家庭に1台はたこ焼き器があると言われているほど、馴染みのある食べ物です。
明石焼きとは
【粉】
小麦粉とじん粉を使います。
じん粉とは、小麦粉のでんぷんを精製したもので、浮き粉とも呼ばれます。
【具】
明石焼きには、たこのぶつ切りだけが入っています。
【柔らかさと形】
じん粉が入っているので、ふんわり柔らかく焼きあがります。
焼いているときは丸い形ですが、皿に盛ると半円形のような形になります。
【食べ方】
焼きあがった明石焼きをだし汁につけて食べます。
だし汁は冷えているか常温の場合が多く、アツアツの明石焼きを冷まして食べます。
明石焼きは柔らかいので、板の上にひっくり返すようにして型から取り出し、だし汁の入った椀を添えて提供されます。
たこ焼きと明石焼きの違いを知って食べてみよう
大阪の食べ歩きを代表するたこ焼き。町のあちこちで、たこ焼き屋さんを目にします。
明石焼きはだし汁につけて食べるので、店の中に入って食べるスタイルが多いようです。
我が家では夕飯にたこ焼きを焼いたり、おやつにたこ焼きを買ったりします。
家で焼くときは、チーズやウインナーなど、いろいろなものを入れて焼くのも楽しみです。
明石焼きも自宅で焼いて、だし汁に漬けると卵のおいしさがよく分かります。
たまには家でたこ焼きや明石焼きを焼いてみませんか?
せばな~