同じ生肉を食べる欧州の「タルタルステーキ」と韓国の「ユッケ」。
味付けはなんとなく違いがありそうですが、どんな違いがあるのでしょうか?
今回は欧州の「タルタルステーキ」と韓国の「ユッケ」を違いはあるのか調査したいと思います。
目次
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タルタルステーキとユッケの違いは?同じだった?
タルタルステーキとユッケの起源は同じ?
実はタルタルステーキとユッケの起源は全く同じ、モンゴルの遊牧民の食べ物です。
遊牧民たちは移動の手段として馬を使っていましたが、その馬は食料としても用いられました。
(画像引用元:https://www.ab-road.net)
ただし長距離走って筋肉が硬くなってしまった馬は食べるのにも筋っぽくて食べにくい。
そこで馬肉を細かく切って調味料と共に袋に入れて馬の鞍の下に敷いて体重と振動で揉み込んで柔らかくしたそうです。
このお料理がヨーロッパに伝わったものは遊牧民を意味する「タタール」が変形して「タルタルステーキ」に。
モンゴル帝国が朝鮮半島を支配していた頃に広まったのが「肉の刺身」を意味する「ユッケ」になりました。
(画像引用元:http://www.tanteifile.com)
タルタルステーキのユッケの材料の違いは?
古くは馬肉がルーツのタルタルステーキもユッケも、現在は一般的な材料として牛肉が使われます。
その他にも魚の刺身やエビ・ホタテなどの魚介類を用いられたものも多くあります。
特に近年の日本では集団食中毒の影響で牛肉の生食が禁止されています。
日本で食べられるのは馬肉や魚介類がほとんどですね。
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タルタルステーキとユッケの味付けの違いは?
タルタルステーキはやはり欧州の味、ユッケは韓国の味付けですよね。
タルタルステーキは主にオリーブオイル・塩・胡椒などで味付けされ、アクセントとしてハーブが使われます。
(画像引用元:https://rr.img.naver.jp)
ユッケはコチュジャンとお醤油で甘辛く味付けされ、アクセントとしてごま油とネギ、ニンニクが使われます。
(画像引用元:http://www.gyukaku.ne.jp)
タルタルステーキにもユッケにも、生卵(卵黄)は欠かせない存在です。
彩りとしてももちろん、お肉を更に滑らかに食べられるという効果もあるそうです。
タルタルステーキとユッケの味付けに違いがあるが起源は同じ!
タルタルステーキとユッケ、名前は違えど見た目は似てると思っていましたが元々は同じ料理だったんですね。
前菜としてお酒にも合うタルタルステーキとユッケ、納得ですね。
和牛のユッケが久し振りに食べたくなってしまいました。
みなさんも、タルタルステーキ・ユッケご賞味ください!
せばな~