食べ物の食べ合わせが良くない「合食禁」古いものは奈良時代から言われているものがあるそうです。
そんな食べ合わせの中で、タコとわらびの食べ合わせが悪いとのことですが理由は?
ということで今回は、「タコとわらび」の食べ合わせについて調べてみたいと思います。
タコとわらびの食べ合わせが悪い理由
タコとわらびを一緒に食べる事でわらびの過剰摂取となり、わらび中毒の危険性があるため一緒に食べてはいけないと言われているそうです。
(画像引用元:http://asset.recipe-blog.jp)
最近ではわらびに含まれるプタキロサイドを除去できる灰汁抜き方法が料理本やインターネットで紹介されている事で、プタキロサイドを摂取してしまう可能性は極めて低くなりました。
ただし、タコの煮物にわらびを入れたとしても、中毒になる程わらびを大量に食べる事もないと思います。
ただ、そう言った毒性があるということをしっかり知った上で食べる分にはいいですが、知らずに美味しいからと大量に食べてしまうのは危険です。
インターネットで検索してみると、タコとわらびを一緒に使っているレシピを紹介しているブログや料理サイトがいくつか出てきました。
もちろん、わらびの灰汁抜きも一緒に紹介されていたり、分量もわらびを大量に食べないような量になっていたりするとは思いますがタコとわらびの合食禁に触れているものは少ないように感じます。
多くの方が広く情報発信しやすい世の中だからこそ、自分で知識をつけて危険な情報は排除、調整ができる力を持ちたいと思いました。
わらびとは?
わらび(蕨)はシダ科の植物で、春から初夏にかけて葉の開かない新芽を山菜として食べることができます。
(画像引用元:https://lovegreen.net)
馬や牛などの家畜が食べると中毒を起こす「プタキロサイド」という発がん性物質が含まれています。
人間が食用とする時には灰汁と一緒に抜けるので問題はありませんが、生のままで食べたり大量に食べたりする事で食中毒になった例があるそうです。
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タコとは?
タコ(蛸)は海洋棲の軟体動物の1種。
世界各地の沿岸部でタンパク質源として重用されてきた食材の1つでもあります。
(画像引用元:https://upload.wikimedia.org)
日本でもお刺身・寿司・酢ダコ・煮ダコ・おでん・タコ焼きなど、様々な料理に使われます。
ほぼ全てのタコが毒を持っていますが、人間には無害なため毒抜きなどをする必要はありません。
タコとわらびの食べ合わせが悪い理由は中毒で注意!
タコとわらびは決して一緒にしてはいけないというものではないですが、中毒の可能性がゼロではない、ということを頭に入れて食べる必要があるということがわかりました。
インターネットにある情報だけが全てではなく、自分自身で知識を身につけて自分自身の身を守る術をしっかり持っておきたいですね。
せばな~