日本に古くから伝わる食べ物にまつわる言い伝え「合食禁」。

科学的根拠も確認されているすごい「おばあちゃんの知恵」から、何の根拠もなかったものまで様々ありますよね。

 

そんな中でたけのこと黒砂糖の食べ合わせが悪いとのことですがなぜでしょうか?

 

ということで今回は、「筍と黒砂糖」と食べ合わせが悪いと言われる理由を調べてみたのでご紹介します。


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筍と黒砂糖の食べ合わせが悪い理由は?

筍と黒砂糖の食べ合わせが悪いと言われた理由は、かつて贅沢厳禁、高級品同士の筍と黒砂糖ということで、組み合わせは厳禁と言われたのが理由です。

筍 黒砂糖
(画像引用元:https://image.space.rakuten.co.jp

 

昭和初期頃までは、筍は旬の時期にだけ手に入る貴重品、黒砂糖も沖縄や鹿児島の生産地以外では希少なものでした。

 

そのため、特に江戸時代や昭和の初めには贅沢厳禁、高級品同士の筍と黒砂糖の組み合わせは厳禁とされました。

 

筍と黒砂糖を一緒に食べてはいけないと言われるのは、特別な科学的根拠があるわけではなく、体に悪い組み合わせというわけでもないということです。

 

現代では流通や保存技術が発達したので、黒砂糖や水煮の筍はスーパーマーケットに年中並んでいますし、春先には生の筍も販売されます。

 

他のものに比べたら値段は決して安いとは言えない組み合わせですが、たまには筍を使った煮物のコクだしに黒砂糖を使ってもなんの問題もないということですね。

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筍とは

筍 黒砂糖 食べ合わせ
(画像引用元:http://majonochie.com

タケ類の若芽である筍。

地上に桿(竹の1つの節)が出切る前の若芽の状態です。

 

竹は成長がとても早く1日収穫が遅れるだけで味が落ち、もう1日遅れると固くて食べられない。

 

食べ頃の物は地上に穂先が見えるかどうかという状態なので、素人が筍を獲ろうとしても食べ頃のものは見つけられない。

 

切断直後からえぐみが急激に増加するため、産地に近い場所でないと食べられなかった。

 

これらの理由から、筍は「高級食材」の1つとして扱われています。

黒砂糖とは

筍 黒砂糖 食べ合わせ
(画像引用元:https://www.yuasagreen.com

サトウキビの絞り汁を煮詰めて作った含蜜糖。

琉球王朝時代に中国からサトウキビと製糖の技術が伝わりました。

 

日本では沖縄県と鹿児島県の離島の一部のみでしか生産されておらず、流通が乏しかった時代には超希少品として扱われてきました。

筍と黒砂糖の食べ合わせが悪い理由は贅沢品だったから!

昔は体に良くないというだけではなく、贅沢も理由で様々な合食禁が言われたんですね。

 

現代に生まれた私たちには身近なものになってきているものでも、生産や流通にはそれだけの人の労力がかかっているということ。

 

一緒に食べられる幸せを噛み締めて、感謝の気持ちを持って食べなくてはいけませんね。

 

せばな~