食中毒の危険性があるということでユッケや生レバーなど、生肉を食べることが禁止されました。
今まで食べていたのにどうしてユッケ・生レバーが禁止されたの?
また、本当に日本国内でユッケ・生レバーを食べる方法はないのでしょうか?
ということで今回は、ユッケ・生レバーは本当に日本で禁止されていないのかと、日本で食べられる店を紹介したいと思います。
目次
ユッケと生レバーは食中毒で日本禁止はなぜ?国内で食べれる店は場所は?
ユッケ・生レバーは日本で禁止?経緯は?
大きなニュースとなったのは、2011年4月の牛ユッケ集団食中毒事件で、多くの人が食中毒になりました。
(画像引用元:https://rr.img.naver.jp)
腸管性出血性大腸菌O-111で亡くなった方もいるほどの事件でした。
この事件をきっかけに、牛の生レバーを焼肉店などで提供することが禁止になりました。
実際に事件発生後の2012年7月1日に食品衛生法により牛生レバーの提供は禁止され、違反すると懲役2年以下又は罰金200万円が科されます。
さらに2015年6月には豚肉の生食も禁止されました。
これはもともと豚肉には寄生虫がつきやすいので加熱して食べられていたが、牛の生レバーが法律で禁止されてから、豚を生で食べる人や提供する飲食店が増えてきました。
そのため、危機感を持った厚生労働省が法律で豚肉の生食も禁止と規制するようになったのです。
ただし、ここで注意したいのは、生レバーが禁止で、ユッケは厳しい条件付きながらも禁止ではないと言うことです。
ちなみに、加工方法を見ると、
- 牛肉の表面から1cm以上の深さまでのか所を60℃以上で2分以上加熱する
- 加熱後はすぐに4℃以下に冷却する
という処理が必要です。
国内で食べれる店は?
牛の生レバーや豚の生食は禁止されていますが、牛のユッケは条件さえクリアすれば食べることができます。
牛兵衛 草庵 池袋ロマンス通店
(画像引用元:https://tblg.k-img.com)
こちらは保健所からの許可を得て合法ユッケを早くから提供してきたお店です。
黒毛和牛のユッケを安心していただくことができます。
【場所】
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目1-38-1
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薩摩 牛の蔵 吉祥寺店
(画像引用元:https://tblg.k-img.com)
鹿児島の自社工場で加工された鹿児島産黒毛和牛から作られるユッケ。
もちろん厚生労働省の基準に適合した工場です。
ユッケの鮮度を守るために、パック詰めにされたまま提供されます。
条件をクリアするためには、やはりそれなりの施設が必要です。
なので高級店や専門店での取り扱いが多いようです。
衛生面を考えて、パック詰めになっているのも仕方ないですね。
【場所】
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-16-18 リベストフォーラム1ビルB1
食中毒で生レバーは日本禁止でユッケは食べれる店がある!
リッチに韓国まで行ってユッケ、生レバー食べてきました!という方もいますが、ちょっと探せば国内でも合法的にユッケを提供しているお店はあります。
生のお肉を食べるのですから、やっぱり安心して食べたいですよね。
ちなみに我が家では子どもにはまだ食べさせたことがありません。
大人の楽しみとして、ユッケを食べられるお店を探してみてはいかがでしょうか?
せばな~